リンパ腫になったら・・
大事な家族・ワンコが病気とわかったら、
さらにそれが「リンパ腫」であったら。
すごく驚いて、不安になって焦ります。
『え。そんな。。どうしよう・・」
そうなると、頭真っ白になって、思考停止して、
プロであるお医者さんに「お願いします!!」と命を託してしまいます。
私も最初はそうでした。
目の前のナンシーは、とても元気。
だからこそ「まだ若いうちに、体力のあるうちに手術をした方が良いのかな・・仕方ないか・・」と思ってしまいました。
さらに、
「リンパ腫をそのまま放置すると、2〜3週間で死ぬ」
「化学治療すれば1年、長くて2〜3年生きることもある」というようなことを告げらるので、
怖くて、
「早く治療しないと!!」となってしまいます。
獣医には獣医の「正義」がありますから、
100%化学療法を勧めます。
「犬の場合は抗癌剤はよく効きますよ」
「犬は人間のように副作用で苦しむことはありませんよ」
誰もが聞くと思います。
抗癌剤が効くことは知っています。
癌細胞がゼロになるかもしれません。
でも、健康な正常細胞も相当なダメージを負います。
免疫力は格段に落ちて、再発すると抗癌剤は2度と効かなくなります。
(2度と抗癌剤は効かなくなるというのは動物病院からの説明です。
再発の可能性は高いそうです。)
確実に死んでしまいます。
免疫力が落ちれば、他の病気にかかりやすくなります。
ものすごくリスクが高い。
抗癌剤が効くのはわかった。
「それで、治るんですか?」
「前のように元気に戻るんですか?」
と聞いて、
YESと確信を持って答えられる獣医はまずいないと思います。
切ってみないと癌かどうかわからない。
抗癌剤、放射線治療は、高い確率で再発する。そうしたら終わり。
そんな賭けに、大事なナンシーの命を差し出すことは、
とてもできません。
それに「人間と比べて副作用が少ない」というのも本当でしょうか。
犬は非常に忍耐強い動物だということ。
苦しくても、飼い主に心配をかけないように我慢をしているかもしれません。
大事な家族が病気になったら、怖くて、不安で、ショックで、悲しくて、
頭が真っ白になってしまいます。
でもそこで、一旦心を落ち着かせて、
調べてみる。勉強してみる。周りに聞いてみる。
Google、Youtube、闘病記のブログ、本・・
海外のサイト(Google翻訳を使えば日本語で読めます)
周りのワンコと暮らしている人に聞いてみる。
方法はたくさんあります。
2〜3日集中して調べれば、色々なことがわかります。
ワンコは自分で調べることができないから、
人間がしっかりして、徹底的に調べる。
それでも化学療法が良いと思えばそれで良いし、
自然療法でも良いのだと思います。
あとで後悔しないために。。
最初の動物病院で、腫瘍の疑いと言われてから、
もう3週間が経ちますが、
ナンシーは今日もお散歩に1時間出かけ、
大好きなご飯を山ほど食べました。
今日もナンシーは元気です。
※私が調べたサイト、動画、本など、
これから紹介できればと思います。