高濃度ビタミンC点滴

犬のリンパ腫・癌

もし私が癌を患ったら、
糖質制限+高濃度ビタミンC点滴+温熱療法
をすると決めているので、

「犬にも高濃度ビタミンC点滴や温熱療法をしている動物病院はないのかな」と調べてみた。

(私は医師ではないので、癌における高濃度ビタミンC点滴の効用などはここでは控えます。Googleで「高濃度ビタミンC点滴 癌」などで検索すれば、たくさんの情報があります)

高濃度ビタミンC点滴をしている動物病院あります

Googleで「犬 高濃度ビタミンC点滴 東京」と検索して、
都内から行けそうなクリニックが埼玉県、神奈川県を含めて、数件見つかりました。(とても少ない)

高濃度ビタミンC点滴をしている病院ですから、
温熱療法やマイヤーズ(ビタミン・ミネラルの点滴)カクテルなどもしている印象。

数件あるクリニックから、決めました。

点滴の前に血液検査をします

点滴をする前に、必ず血液検査(G6PD異常症の遺伝子検査)をします。
(3000頭に1頭の割合で、高濃度のビタミンCを投与すると貧血を起こしてしまう個体が存在すると言われています)

とても残念なことに、ナンシーは高濃度ビタミンCができない個体でした。
低量(体重×0.5cc)から少しずつ増やしていくとのことで、お願いした。

時間は2時間、初診+検査+点滴で10,000円しないぐらい。

点滴をした日は、お散歩や食事の様子を観察する

低量であっても、ナンシーにはやはり合わなかったようで、
その日の夕方から左目が開けづらくなっていた。その翌日には両目が開けづらそう。
白目が充血していた。
「このままだったらどうしよう」と心配したけど、3日には徐々に開くようになって5日ぐらいで完全に戻ってホッとした。

点滴をした日の食欲は変わらず、お散歩もしたので、
点滴を続けるか、やめておくか迷った。

信頼できるクリニックで

ビタミンC点滴云々の前に、とても大事なこと。

「そのクリニック(獣医)は信頼できるかどうか。」

自分が通う病院も「とりあえず近所の病院で」とは思わず、
「この先生なら信頼できる」と思えるまで探します。
(私が行くのは歯医者ぐらいですが)


最初に点滴をお願いしたところは、ネットで探したところで、
自宅から車で1時間の場所でした。

ビタミンC点滴や温熱療法、マイヤーズカクテルなどをしているので、
自然療法に理解があるのかと思いきや、

あくまで「化学療法のサポートとしてのビタミンC点滴」と言う位置付けで実施している動物病院でした。
(何も聞いてないのに何度も化学療法を勧められた)

温熱療法について聞いても「リンパ腫には効かない、抗癌剤が良い。」と終始そんな感じ。

この病院で化学療法を行っているわけでもなく、
「なぜ化学療法が最善なのか」の説明すら一切なく。

「何がしたい動物病院なんだろう」と言う感じで信頼できないので、
ナンシーの病気を診てもらう気にも全くならず、
もうこの病院には行かないことにした。

そのあと、今通い始めた病院のことを知ったので、
結果よかった。

動物病院選びで、大事なナンシーの命を守れるかどうかが決まる。
リンパ腫は「放置すれば2〜3週間で死ぬ」と言われても、
慌てずに、妥協せず病院を探した。